最近物忘れが激しい・・・認知症ではないか?
と心配になったことがある方もいるかと思います。

今回は自分や家族が認知症ではないかチェックするための方法についてかいていきたいと思います。

前回記事ではアルツハイマー型認知症の現在と、これからの治療について書いております。

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認知症の症状は?進行するとどうなる?

認知症の症状は、障害されている脳の場所と密接に繋がっています。

まず最初に記憶を司る海馬に障害が出ます。
これによって起こってくるのが記憶障害、つまり「物忘れ」です。
昨日の夕飯の内容が思い出せないなど、短期の記憶障害から始まります。

次に障害されてくるのが側頭部と頭頂部です。

側頭部は行動記憶と結びついているため、服の着方がわからない、迷子などの症状が現れてきます。
頭頂部は感情と結びついているため、怒りっぽくなるなど人格が変わる症状が現れてきます。

症状が軽い物忘れで止まっている内はよいのですが、側頭部や頭頂部にまで障害が進むと、日常生活や家族との関係にまで問題が及びます。
症状の悪化を食い止めるために早期の治療が必要になります。

1分でわかる認知症セルフチェック

病院を受診すると詳しい検査が受けられますが、今回は簡単に1人でもできるチェック方法についてご紹介します。

その方法は・・・1分間で動物の名前を思いつく限りたくさん挙げてもらう方法です。

70歳以上の場合、15個以上答えられれば正常と判断されます。

この時に注意していただきたいのは干支をカウントしてはいけないことです。
干支を言おうとする時、最初の「ね」がでてくれば、特に考えることもなく、最後の「い」までスラスラと口をついて出て来る方が大半だと思います。

これは干支が記憶機能だけでなく、体にも染み付いているものであるからです。
干支を全て答えるだけで12個を答えられますが、これは純粋な記憶や発想を測ることができないため、テストの結果の数には入れることができません。

逆に同じ動物ではありますが、チワワやゴールデンレトリーバーなど犬の種類は1つずつカウントしてもOKです。

認知症の症状とセルフチェック法についてお伝えしました。
特にセルフチェックは道具なしで、簡単にできますので、是非ご家族などに試してみてくださいね。

それではまた!