生理が来なくなってしまった場合に、やはり一番に思いつくのは妊娠の可能性でしょう。
若い女性(特に10~20代前半)の場合、まだ学生であったり、職についたばかりでまだまだ働きたいなどの社会的事情や、子供を産んで育てるだけのお金がないなどの経済的事情で、妊娠を望んでいない場合もあるかと思います。
産み育てる覚悟を決めるにしても、残念ながら今回は諦めるとしても、早く妊娠の有無がわかることはとても重要なことです。
婦人科を受診して調べてもらうことが一番確実ではあるのですが、なかなか敷居が高いのではないでしょうか。
現在では、精度の高い妊娠検査薬がドラッグストアで簡単に手に入るようになっています。
今回は妊娠検査薬がどんなものなのか、どう使うのかについてお伝えしていきたいと思います。
生理が止まってしまう原因については、こちらの記事でお話しています。
目次
生理が止まってしまう方は結構いる
マイナビの調査によると、彼女に生理が来ないといわれた経験のある男性は4人に1人ですし、ソースは分かりませんが今までに生理が遅れたり、早まったり、とんでしまったりした経験のある女性は3割以上いるといわれています。
若い女性の場合、体がまだ成熟しておらず、ホルモンバランスが崩れやすいため、生理が安定しないことが起こるのです。
小林自身も26年間、女性として生き、12歳頃の初潮から14年間生理を経験してきました。
そして、この14年間で2回生理が来なくなってしまったことがあります。
その内の1回については過去記事で書いていますので是非ご覧ください^^
また、後輩の女の子や友人の男性(彼氏側)から次のようなご相談を今までに何度か受けています。
パートナーとはいい関係を続けたいけど、まだ子供は望んでいない…
まだ学生なんだけど、生理が来なくなってしまってどうしよう…
悩んでいるのはあなただけではありません。
早く妊娠の有無がわかることはとても大切です
悩む気持ち、とてもよくわかります。
ですが、妊娠しているかもしれないけど、どうしよう…と不安になっているだけでは何も解決しません。
妊娠を望んでいないのに生理が来なくて不安な場合、検査薬を使えば妊娠の有無がはっきりするため、していないのに無用な心配をしなくて済むようになります。
逆に妊娠をしていても早めに分かることにはメリットがたくさんあります。
時間的な余裕があり、周りの方と話し合う時間をとることができます。
妊娠出産を諦める場合にも、タイムリミットがあります。
人工妊娠中絶を行えるのは、22週まで4ヶ月までであり、12週以降に行った場合には死産届が必要になります。
その方法も妊娠12週以前と以後で異なり、入院期間や身体にかかる負担の大きさが異なります。
現在市販されている妊娠検査薬の精度は99%以上ととても高いので、信頼性も高いですし、早く検査をすることが望まれます。
妊娠検査薬はどこで手に入る?
全国の薬局で販売されています。
処方箋を出して薬を受け取る調剤薬局では取り扱っていない店舗も多いので、ドラッグストアで探す方が確実だと思います。
場所としては生理用品や体温計、コンドームなどのあたりに陳列されていることが多いようです。
第2類医薬品に分類されていますが、特に薬剤師に指導を受けることなく購入することが出来ます。
最近では法律が改正され、ネットでも購入することが出来るようです。
楽天やアマゾンでも購入できます。
購入する際には、失敗することも考えて2個入りのものを選ぶことをお勧めします。
若い女性にとって妊娠検査薬を自分で購入しに行くというのは、かなりハードルの高いことです。
私自身が20歳の時に初めて生理が1回飛んでしまったときには、自分でマツモトキヨシへ行って検査薬を購入しましたが、とても不安でドキドキしました。
また、学生時代に後輩の女の子から相談を受けたときには、とても自分でなんて買えないとの事だったので、代わりに購入して渡しました。
もし、この記事を読まれている方が男性なら、彼女の為に代わりに購入してあげるのも手かもしれません。
私が友達の男性(彼氏側)に相談を受けた際には、彼女が年下でまだ学生だったこともあり、絶対不安だろうし買うのも勇気がいるから、あなたが買っていってあげて!と伝えました。
デリケートな問題であり、男性に踏み込まないで欲しいと考える女性もいるかと思いますので、必ずしも好意的には受け取ってもらえないかもしれませんが、状況を見て男性側が購入してあげることも選択肢の一つとして考えても良いと思います。
妊娠検査薬の使い方は?
基本的に市販されている妊娠検査薬は尿を用いた検査です。
検査のために痛みを感じることはありませんし、自宅で一人で行うことが出来ます。
通常棒状のキットが1本内蔵されています。
キャップを開けた場所が尿をかける部分です。