旅行中に痔になってしまったけど、薬がない!!
でも体に使うステロイドの傷薬を持っている!!使い回しはできないか?

今回はこんな疑問を解消できるよう記事を書いていきます♪

便秘の解消法についてはコチラから。

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体に使う塗り薬は痔には使えない

まず、結論から言ってしまうと、同じように傷薬として使うステロイドの塗り薬ですが、体に使っているものを肛門部の怪我(痔の治療)に使うことはできません。
塗り薬は同じ効能のものであっても、指示された使用部位を守って活用することが重要です。

今回の記事では、なぜ塗り薬の使用部位を守らないといけないのかについてお伝えします♪

体は場所によって吸収率が全然違う

足の裏と顔を触ってみてください。

少し触れただけでも足の裏は硬く、顔は柔らかいと感じられたのではないでしょうか?
これは、足の裏と顔では皮膚の硬さや厚さが全く異なるからです。

同じことが体全身にも当てはまり、体の部位によって皮膚の硬さや厚さは少しずつ異なっています。
皮膚の硬さや厚さはバリア機能の強さに直結しますので、皮膚が柔らかく薄いところでは薬は吸収されやすく、反対に硬くて厚いところでは吸収されにくくなります。

具体的な体の部位ごとの吸収率の違い

以下の図で示すように体の部位によって薬の吸収率は異なっています。


maruho:基礎からわかる外用剤より引用

薬を一番吸収率しやすい陰嚢と、吸収しづらい足の裏では、実に300倍もの差があります。
いつも1回1錠で飲んでいた薬を300錠も飲んだら、体調がよくなるどころか副作用でどうかなってしまいますよね。

これが塗り薬は指示された部位にしか使ってはいけない理由です。

一般的に、唇や口の中、デリケートゾーンなど粘膜の部位や顔、首などの皮膚が薄い部分は薬の吸収がしやすくなっているので要注意です。

用法用量だけではなく、使う場所もしっかり守って安全に薬を使ってくださいね☆

それでは!また!

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rina

rina

都内薬局に勤務する現役薬剤師。 勉強会や患者さんとの会話を学びの種にしてブログを運営。 ここ1年間で12㎏増えた体重をもとに戻すべく、ダイエット中。糖尿病に対する専門知識を生かし、健康に美しく痩せる方法を模索中。