突然ですが、今年の私は、スキルアップとして専門領域を持ちたいと考えています☆

勤務先の薬局では、糖尿病、高血圧、脂質異常症など、慢性的な生活習慣病の患者様と触れあう機会が多いので、日常業務にも生かせる点があるだろう、糖尿病領域の専門薬剤師資格を取得することにしました。

糖尿病領域で薬局薬剤師が取得できる資格は2つあります。

・糖尿病療養指導士
・糖尿病薬物療養認定薬剤師

今回の記事では、薬局薬剤師でも目指せる、上記の糖尿病専門薬剤師の資格についてまとめます。

スポンサーリンク




糖尿病療養指導士とは?

糖尿病療養指導士には、日本糖尿病療養指導士(CDEJ)と、地域糖尿病療養指導士があります。

このうち、日本糖尿病療養指導士の受験資格は、糖尿病患者の療養指導業務にかかわった時間や、同施設に糖尿病を診療する医師が常勤している、などの制約があることから、薬局薬剤師では取得が難しいと考えられます。

薬局薬剤師が取得できるのは、地域糖尿病療養指導士になります。

地域糖尿病療養指導士は、都道府県または地域ごとに糖尿病療養指導士の認定機構が存在します。
自身の住んでいる、勤めている地域で認定を目指すことができますが、近辺の地域に療養指導士の認定機構がない場合には、その地域外であっても資格を取得できる場合があるようです。

ここでは、東京都糖尿病療養指導士の取得方法についてまとめます。

東京糖尿病療養指導士の受験資格

・東京都に勤務または居住している
・薬剤師など医療系の資格を持っている

都内に勤務する薬剤師であれば、受験資格は満たしているものと思われます。

東京糖尿病療養指導士の取得の流れ

①受験の申し込み

以下のURLから申し込みフォームへ入れます。
http://cde.tokyo/flow-acquirement/2018-kouen02/gate

薬剤師が取得できるのは、糖尿病療養指導士(CDE)です。

申し込み時に薬剤師免許証の画像が必要です。
認定試験料が割引になる諸団体に所属している方は、その証明となる画像も必要です。

同時に指定口座へ13000円の振り込みが必要です。

この申し込みから資格審査が行われます。

②講習会の受講

資格審査に合格すると、講習会の受講案内が電子メールで届きます。
申し込みフォームで希望した日時の講習会へ参加します。

講習会に参加した感想についてはコチラから☆

③認定試験の受験

講習会終了後に受験料として8000円を指定口座へ振り込みます。
認定試験料が割引になる諸団体に所属している方は、6000円になります。

入金後に受験番号とパスワードが電子メールで届くので、テストセンターで試験を受験します。

④認定証の発行

試験の合格通知が来たら、認定登録の手続きを行います。
認定料5000円を指定口座へ振り込み、日本糖尿病協会の会員でない場合にはその入会手続き(年会費5000円)も行います。

認定試験合格後の4月1日付で、糖尿病療養指導士の認定となります。

以下の公式サイトにも、東京糖尿病療養指導士の取得の流れが記載されています。
http://cde.tokyo/flow-acquirement

糖尿病療養指導士取得に必要な費用

初年度申請費用:31000円
・認定資格審査料:3000円
・受験者用講習会受講料:10000円
・認定試験受験料:8000円
・認定料:5000円
・日本糖尿病協会年会費:5000円

次年度以降の費用:15000~20000円
・研修受講料:毎年10000円
・更新費用:5000円(3年ごと)
・日本糖尿病協会年会費:5000円

日本くすりと糖尿病学会の認定薬剤師とは?

本学会の認定薬剤師制度は、糖尿病療養指導(食事療法、運動療法、薬物療法など)全般についての知識及び技能を有する医療従事者を認定する日本糖尿病療養指導士(CDEJ)及び地域糖尿病療養指導士(CDEL)とは画して、糖尿病療養指導の中で「薬物療法」に関する十分な知識及び技能を有する薬剤師を養成することを目的としています。

日本くすりと糖尿病学会の公式HPより引用

糖尿病治療の中でも、薬物療法に着目した認定制度です。
糖尿病薬物療法准認定薬剤師と認定薬剤師の2つの認定が行われています。

認定薬剤師の取得には、准認定薬剤師を2年間継続していることが求められるため、まずは准認定薬剤師を目指すことになります。
これらの取得には、学会発表や論文執筆など、薬局薬剤師には少しハードルの高い条件が求められます。

日本くすりと糖尿病学会の認定取得に必要な資格

認定薬剤師
・薬剤師免許を持っている
・准認定薬剤師歴2年以上継続して本学会会員であること。
・学会指定の単位基準で直近2年間で20単位以上取得
・本学会において、筆頭発表者として1回以上の学会発表
・直近5年間の自験例を10例有する。または、糖尿病に関連した原著論文が3報以上(うち1報以上は筆頭者)。
・アドバンスト編技能研修会への参加
・認定試験への合格

准認定薬剤師
・薬剤師免許を持っている
・薬剤師歴5年以上、日本くすりと糖尿病学会の会員歴2年以上
・学会指定の単位基準で直近3年間で30単位以上取得(基準を満たす方は20単位)
・基礎編技能研修への参加

認定薬剤師の取得に必要な費用

認定薬剤師:23000円
・書類審査料:10000円
・日本くすりと糖尿病学会年会費:8000円
・認定試験受験料:5000円

准認定薬剤師:18000円
・書類審査料:10000円
・日本くすりと糖尿病学会年会費:8000円

次年度以降の費用は、新しい費用の為かまだ詳細不明です。
認定更新費用がいくらになるのかは、まだわかっていません。

単位の取得

認定のための単位取得方法は、学会参加と論文執筆が主になります。
JPECの研修認定薬剤師のように、勉強会参加で単位が得られるわけではありません。

技能研修会は、日本くすりと糖尿病学会期間中もしくは同学会主催の会で行われます。

以下のページから、単位基準に関して記載されたPDFに入ることができます。

まとめ

どちらの認定制度も新しく始まったもので、認定取得者はまだまだ少数なので、取得できれば強みになると思います。
認定試験や論文執筆、学会参加など、薬局薬剤師には少しハードルの高い条件とはなりますが、ご自身のスキルアップの一環として取得するのも良いと思います。

The following two tabs change content below.
rina

rina

都内薬局に勤務する現役薬剤師。 勉強会や患者さんとの会話を学びの種にしてブログを運営。 ここ1年間で12㎏増えた体重をもとに戻すべく、ダイエット中。糖尿病に対する専門知識を生かし、健康に美しく痩せる方法を模索中。