現在、連休を利用して帰省をしています。
3か月ぶりに両親に会ったのですが、父が激やせしていました!
父が痩せた方法についてはこちらから!
そして父は、血糖値が高かったのですが、痩せたことでびっくりするほど良くなっていました。
病院で医師に痩せなさい、と指導されている方は多いと思いますが、実際に痩せたらどのくらい検査値が改善するのかについて、今回は父のデータを見ながらご紹介していきます。
目次
メタボな父が5㎏痩せました
父は59歳、身長174㎝、体重83.1㎏のメタボなオジサンです。
BMIは27.4で、もちろん太りすぎに分類されていました。
そんな父が3か月で5㎏の減量に成功しました。
体重78.0㎏、BMIは25.7でまだ肥満の域は脱していないものの、大幅な減量に成功していました。
痩せて最も改善したのは血糖値
2018年5月30日と2018年8月28日の結果を比較すると、体重が5㎏減って、過去2か月間の血糖値の推移を示すHbA1cも6.8%から6.3%へと改善しています。
日本の糖尿病診療ガイドライン2016の中では、
肥満を有する2型糖尿病患者では、現体重の5%の体重減少を当面の目標とすることが適当と考えられる。
という記述があります。
父の場合には、元の体重が83.1㎏なので、約4㎏が体重の5%にあたります。
ガイドラインのとおり、やはり体重が減れば、血糖値もかなり改善することが分かりました。
糖尿病の治療は一切していません
父は、血糖値が高い状態ではありましたが、糖尿病の治療を始めるかどうかの瀬戸際で、まだ糖尿病の薬は一切使っていませんでした。
飲んでいる薬は、高血圧と高脂血症の薬のみで、この3か月はこれらの薬も変更はありませんでした。
血糖値が改善したのは薬のおかげというわけではありません。
食事改善と減量の成果だと言えると思います。
現在の血糖値の状態は?
ADA(米国糖尿病学会)が出している換算式を使ってHbA1cから平均血糖値を算出してみました。
換算式は「28.7×(HbA1c)‐46.7」です。
HbA1c6.3%をこれに当てはめると134㎎/dLとなります。
健康な方では、食後の一番高いときの血糖値が140mg/dL程度となるので、平均でこの値はやはり少し高めだと思われます。
HbA1cは過去2か月間の血糖値の平均を示す値なので、8月の前回の結果は現在の状態が反映されきっていない可能性があります。
次回はもっとよくなる可能性があります。
血糖値以外の検査値はまだ大きな変化なし
父は、高血圧と高脂血症の治療中ですが、これらの値に関しては、減量前と後で大きな差はみられませんでした。
ダイエットのために食生活もヘルシーなものに変えていますが、まだ成果は得られていません。
これからに期待です。
一旦痩せると快感になりどんどん良くなる!
父は5㎏痩せて数値がよくなったあと、医師にも看護師にも褒められて、さらにやる気になったようです。
検査から1か月たった、9月22日現在の体重は75㎏で、さらに3㎏落ちているそうです。
食事面では、べジファーストを心掛け、サラダのドレッシングの量を減らし、夜食をやめました。
さらに、食事を気遣うだけでなく、ウォーキングを始めようとしています。
いったん結果がでると、ダイエットが楽しくなり、どんどん健康的な生活になるようです。
塩分摂取量も目に見えて減っているので、次回の検診では血圧の変化も見られるかもしれません。
これからどこまで父が健康になっていくのかが楽しみです^^
また進展状況をご報告します♪
それでは!

rina

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