1月17日に東京糖尿病療養指導士(東京CDE)試験の合格通知がメールで届きました☆
認定の申し込みを行い、晴れて4月1日から糖尿病療養指導士を名乗ることができます^^
今回の記事では、糖尿病療養指導士の講習会の内容や感想、テストの感想をお伝えしたいと思います。
糖尿病療養指導士の認定を取得するための流れについては、以下の記事でまとめています。
目次
東京CDEの受験者用講習会の流れ
東京CDEの認定試験を受けるためには、受験者用講習会に参加する必要があります。
講習会は、土曜日の午後と日曜日の1日の合わせて1日半を使って行われました。
初日に出欠確認とともにテキストと糖尿病治療ガイド、書類数枚が配られます。
テキストは講習会のレジュメが印刷されて冊子にまとめられており、2日間を通して必須アイテムなので、2日目も忘れないように持参しましょう。
糖尿病治療ガイドも引用できない内容があるため、少しだけ使います。
2日目は出席確認がないからサボってもばれなかったな…と悪魔がささやきましたが、最後の受験案内の後に、自分の名前を紙に書いて提出するという時間がありました。
周囲からは出席確認あったのか、危なかった…という声がちらほら聞こえました。
認定試験の受験のためには、講習会の参加が必要です。
せっかく資格を取得するのですから、講習会もまじめに聞きましょう。
1日目の講習会の内容
1日目は、1.5時間×2コマをかけて、糖尿病の総論について学びます。
糖尿病がどのような病気なのかについて、広く浅く追っていきます。
薬剤師であれば、知っている内容が多くなるかと思いますが、復習としてよい時間でした。
2日目午前の講習会の内容
2日目の午前は、1時間×3コマで、糖尿病指導に対するあり方、食事療法、運動療法について学びます。
食事療法の基本として、食品交換表の活用があるのですが、自身は栄養の分野をほとんど学んでこなかったので、再度学びなおす必要性を感じました。
2日目午後の講習会の内容
2日目の午後は、1.5時間×2コマで糖尿病の薬物治療について学びます。
内服薬については、作用機序や使い分けなど復習になるものが多かったですが、注射については初見の内容がいくつかありました。
インスリン注入ポンプは、薬局で働いているとみることがありませんので、新鮮な気持ちで講義に臨めました。
2日間を通して、理解していたことが6割、思い出したことが2割、初めて聞いたことが2割でした。
難しすぎず、今までのよい復習になったという印象でした。
そして、講義から1~2か月後に試験となります。
東京CDEの試験問題は?
テストの過去問は残念ながら、非公開で口外も禁止なので、こんな問題が出た!とお伝えすることはできません。
ですが、講習会場で制限時間70分40問の選択式の問題と発表されていました。
テストセンターでコンピューターを用いて試験を行います。
手ごたえは8~9割といったところでしたが、無事に合格通知が来ました。
東京CDEの認定を受けるといいことがあるの?
合格通知のメールによると、以下の特典があるそうです。
・認定証(賞状)、認定バッチ、他認定グッズの発行
・スキルアップ研修会やイベントの参加案内
・糖尿病療養指導e-learninigを利用可能
・糖尿病の最新情報の提供
・認定者、所属施設のWeb公表
・月刊糖尿病ライフさかえの受け取り
・認定者用グッズの購入可能
糖尿病に関する最新情報が手に入れやすくなる、月刊誌が自宅に送られてくることにより毎月糖尿病について考え直す機会が得られる、というのはとても楽しみだと感じています。
まだ詳細は不明ですが、認定者限定の研修会にもとても興味を感じています。
3月の認定通知を楽しみに、自分でも学びを深めていきたいとおもいます♪

rina

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