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フリースタイルリブレを買ってみた
ダイエットには血糖値が大切!という説が最近のダイエット理論の流行りです。
従来、血糖測定には指先に針を刺して出血させ、測定機に血を吸わせることが必要でした。
そのため毎回、針刺しの痛みが伴っていましたが、近年血糖センサーを2週間つけっぱなしにすることのできる「フリースタイルリブレ」という医療機器が発売されました。
実際、どのくらいの血糖値を維持すれば痩せるのか、何を食べたらどのくらい血糖値が上がるのか、食後どのくらいで血糖値が上がってくるのかについて自身の体を使って調査したいと思います。
フリースタイルリブレとは?
血糖測定センサーは2週間つけっぱなし
従来、血糖値の測定には、指先に毎回針を刺して出血させ、センサーに血を吸い込ませて測る、という手順が必要でした。
毎回針を刺さなければならないため、痛いというデメリットがありました。
フリースタイルリブレは、血糖測定のセンサを2週間つけたままにすることができるため、針刺しは2週間に1回で済みます。
腕に貼り付けたセンサーに機械を数秒かざすだけで、血糖値を測定することができます。
はかっているのは間質液グルコース値
フリースタイルリブレで測定できるのは、厳密には血糖値ではありません。
細胞と細胞の間を満たしている間質液内のグルコース濃度を測定しています。
血液内と間質液内はグルコースが移動することができます。
そのため、間質液グルコース値は、血糖値と相関を示しており、誤差は1割程度で小さいと販売元のAbbott社が発表しています。(平均絶対的相対的差異MARDは11.4%)
また、食後には、まず血糖値が上昇し、その後に間質液グルコース値が上昇するため、5~10分のタイムラグがあると言われています。
間質液グルコース値は、正確に、速やかに血糖値に追随するようです。
以上のように、フリースタイルリブレで得られた間質液グルコース値は血糖値と近似すること、間質液グルコース値という単語が一般的に知られていないことから、当サイトでは間質液グルコース値を血糖値と表現することがあります。
フリースタイルリブレの使い方は?
測定のために必要なものは?
フリースタイルリブレで血糖値を測定するためには、測定器本体とセンサが必要です。
本体、センサともに8000円弱が最安値のため、合計で16000円の初期投資が必要です。
センサは14日間使用することができますが、その後に再利用することはできません。
2週間に1度買い替えることが必要です。
リブレを購入する際に疑問なるだろう項目について、以下の記事でまとめています。
使い方は?
まずセンサを貼り付けます。
14日に1度は貼り替えが必要です。
詳しいセンサ貼り付けの手順は、添付文書や公式サイトに解説が載っています。
センサを取り付けてから最初の60分は、調整のために血糖値をはかることができません。
また、装着初日は若干血糖値が低めに算出されることがあります。
ホームボタンを押して、画面がついたらセンサに測定機本体を数秒近づけるだけで、血糖値が測定できます。

rina

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