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精神疾患の治療にも運動が有効!
糖尿病や脂質異常症など、生活習慣病の予防や治療に運動が有効であることは広く知られています。
最近では、統合失調症やうつ病のような精神疾患にも運動が有効であることが分かってきました。
精神病に有効な運動の方法は?
生活習慣病に有効とされている運動は、筋力トレーニングなどの無酸素運動、ランニングや水泳などの有酸素運動が挙げられます。
これらはインスリンの抵抗性を改善したり、体重減少を期待出来たりすることにより、生活習慣病の治療および予防に役立ちます。
これに対して、精神疾患に効果的な運動法は少し異なります。
1人で行えるトレーニングよりも、バスケットボールやバレーボールといったような集団競技の方が向いています。
戦略を考えたり、他社と接したりすることで病気の改善に繋がります。
精神病の人でもできる運動とは?
上記のようにチームスポーツが精神疾患に有効だとは言っても、ただでさえ外出や人との接触が難しく、ハードルがとても高いことでしょう。
精神疾患の治療のための運動では、トレーニングの強度や消費カロリーよりも、体を動かしながら考えることや会話をすることが大事です。
自宅で体を動かすようなゲームをすること、将来的にはVRなどもよいのではないかと思われます。
おまけ:運動で認知機能も改善する
運動により、海馬の機能が向上し、認知機能が向上するとのデータもあります。
運動は様々ないい効果が期待できます。
今度のお休みには運動してみることはいかがでしょうか?
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rina
都内薬局に勤務する現役薬剤師。
勉強会や患者さんとの会話を学びの種にしてブログを運営。
現在、1年間の長期休暇をいただき、海外生活中。

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